僕らの愛你
ひとりぼっちの僕には
構わないように
いないようにしていいはずなのに
そんな君は僕にだけ見えている
うらめしいようで可愛らしい
ただ尊いおばけさ
聞いてよ愛你
君はずっとみていたの?
変わらないように
曖昧に彷徨う僕の声
そんな僕はきっと焦がれてる
地に足つかずゆらゆら
君と同じ歩幅でランデブー
君に会えなくて病んでる
近くも遠くもないこの距離が
僕らを手繰り寄せて
今日もベッドの上で君が寝転んでシーツを被って
おばけみたいなベールに包まれた君をみてる
僕のこの手が触れてしまったら消えてしまいそうな
柔らかいその肌に指先でそっと触れてみる
君はおいしいねと僕の下手くそな料理に
小さな口元へと不器用な愛を飲み込む
いつかの君が好きとか、君の心までも
全部透け見える気がするよ
今日もベッドの上で君が寝転んでシーツを被って
お化けみたいな君が両手で僕を抱きしめる
もしもこの手が触れられなくても君といれるならそれだけでいいね
それだけがいいなって思うよ
君がお化けになったって
怪獣も、虫でもなんだって
僕の愛をねフルアイソレートして
君に送るよ
僕の体すり抜けて君は心奪ったよ
そんなことするのは君だけ
幽霊彼女