からっぽの部屋に
からっぽの心
からっぽの空が
虚しさを煽る
出会う前に戻れたなら
あなたの事 見つけないように
泣いて泣いて泣きたくないのに泣いて
それで?続きなんてもうないのに
手紙を捨てて
写真を捨てて
ピアスを捨てて
全部捨てて
残るのは笑った顔だけ
あなたの永遠に続きそうな
優しさが憎いな
雷雨が
窓を叩く
よれよれのシャツは
返しそびれたまま
あったかい手で包んでくれた
それ以外何も いらなかった
咲いては枯れてこれで何度目だっけ
バカな愛なんてもういらないから
指輪を捨てて
枕を捨てて
グラスを捨てて
全部捨てて
残るのは大きすぎるシャツだけ
あなたの永遠に響きそうな
声がまだ消えない
最後は知らない人みたいだったな
黙ったままもウザかったな
いつもいたあなたの面影を
手のひらで撫でてみる
手紙を捨てて
写真を捨てて
ピアスを捨てて
全部捨てて
残るのは情けない私
あなたの あなたの
言葉の全て
かき消す風
夢を見てた
私の負け
ねぇホントに帰って来ないんだね
あなたの永遠って言葉信じた
私さえ今は憎いな