主人公対主人公
戦いの火蓋は切って落とされる
次回予告は不要
今日、一発で決めよう
聖戦か死闘か
そんなの知ったことじゃない
これは果たし合い
ただ勝ちたい、だけ
思い出が、思い出が、思い出が、思い出が
溢れ出して 少し震えるけど
思い出は、思い出だ
単なる思い出づくりに終わらぬ様に
さあ しまっていこうか
世界を揺らせ
宇宙観を揺らせ
運命なんてなカッ飛ばして
勝つんだ、主人公
目を凝らして、撃ち抜け好敵手
安い共感なんていらない
涙は簡単には流さない
視界がボケるから
ぬるい温情なんて意味ない
「負けても良いんだよ」とか馬鹿みたい
戦いたい
世界を揺らせ
宇宙観を揺らせ
戦場立って振りかぶって
勝つんだ、主人公
あの日の約束、守り切る狙撃手
思い出が、思い出が、思い出が、思い出が
溢れるけど、取り払って
喚声は遠のき、詩が響こえる
全闘争へ次ぐ絶唱
いま、叫んで
“決戦之場二情ハ要無イ”
“宇宙観ヲ揺セ打球音”
“一閃星ハ何色二煌カ”
“最終表裏之交ル場所デ”
主人公対主人公
戦いの火蓋は切って落とされる