どことなく歪んだディストピア
鳴り止まない喧騒がシンフォニア
渾然とした鳥籠の中
微かな灯火を手に入れた
背を向けた理想と気儘な本能
シリアスなリアルを象るレイヤード
行き場のない言葉がひたすら
瞼の奥を駆け足で逆らう
たとえ挫けそうになっても
身を粉にして喰らいついて
どうか強く在りたいと、痛いほど願うよ
霞んでゆく世界で惑わされてもいい
狂わされるマヤカシで
歩むことをやめないで
無防備な感情もいっそ味方にしてさ
目眩く期待も不安も
未来へ放り出せばいい
浮かび上がる夜明けのグラデーション
ひとつひとつ 愛しさ解き放とう
逆境さえも飲み込んでしまえよ
口を噤んだままのカナリア
気づけば 独りでに夜が来た
復讐で研ぎ澄ませた刃
今すぐに抜け出して...
裏 表 過去 現在
行き交うエレベーター
背に宿る希望が
心 捕らえて離さない
置き去りにした夢の続きを
じっと眺めてるだけで終われない
指先で掠めた低気圧
眩い光に溶けて
飽くなき戦いに自由を勝ち取れ
鮮やかに彩る世界の果てで
消えやしない輝きで
その揺るがない眼差しで
曇り空を切り裂いて舞い踊るのさ
不透明な結末も
清々しく迎えればいい
反響する雑音にディストーション
僕らの物語は 星たちに見守られながら
幾千の夜を越え 全ての祈りを運んで
明日へ突き進むよ
狂わされるマヤカシで
歩むことをやめないで
無防備な感情もいっそ味方にしてさ
目眩く期待も不安も
未来へ放り出せばいい
浮かび上がる夜明けのグラデーション
ひとつひとつ 愛しさ解き放とう
逆境さえも飲み込んでしまえよ