とにかくとやかく人と話したくない
誰かの言葉に一喜一憂したくない
ずっとずっと前からそうだった
相槌だけを打ってきた
少しくらい克服してみたら?
と言われたから取り敢えず喋ったら
思ってた感じとだいぶ違うね
と言いながら距離を置かれた
腫れ物は触らないほうがいいと思うだろう
僕だってそう思うよ
だからひとりで歌を歌ってる
人間やめたいなぁ
僕は僕を演る(やる)のに向いてないな
もしもこんな僕に来世があるなら
物言わぬ あの花になりたいな
今更どんな大人に諭されても
自己啓発本の言葉蓄えても
恋をしてコドモじゃいられなくなっても
根本的には変わらない
善にだって悪にだってなれないし
優しさが何かも解らない
僕は僕を辞めるその時まで
舞台を降りることができない
僕に唯一できること
それは歌を歌うこと
言葉より色付いて
モノクロの世界にココロ描く
人間難しいなぁ
生きてるだけでなんか疲れちゃうな
僕だって僕を解ってないのに
他人のことが解る筈もないな
言いたいことなら全部曲(ここ)にある
それ以外に飾る言葉なんて要らない
過去に僕を卑下した奴等が人間なら
やっぱり僕には好きになれそうにないから
人間やめたいなぁ
僕は僕を演る(やる)のに向いてないな
もしもこんな僕に来世があるなら
物言わぬ あの花になりたいな
それでも人生は
誰の言葉も聞かず廻るけれど
ただ一度の夢物語の中で
この歌が誰かに届くのならば
その時 僕はきっと幸せだな