ほのめく空の夕月は
まるで頬を染めるがごと
心なぜかそぞろに舞う
凛と響く あなたの聲
色めく風 誘(いざな)われて
妙なる予感 咲き匂う
読み知るほど熱い 焦がれる想いを教えて
天の川よ 運びたまへ
現し世のめくるめく浪漫
あなたと結ばれる定めなら
きららかな 時の河
畏れずに
渡ろう
叶わぬ戀にむせび泣き
心千々に乱れていい
偶(たま)さかを繋ぎ合わせた
愛に価値はないのだから
戀文(ふみ)では伝えきれぬ想い
言葉にする日が巡る
瞬く星ほど 高鳴る鼓動は待てない
降り注ぐ流星の雨
絶え間なく 勇気届けて
星月夜 あなたと過ごしたい
そばにいたい この気持ち
紛れもない
答え
「見つめあうことが苦手だなんてもう思わない」
「この恋を幸運だけにゆだねたりしない」
「私の恋はどんな本にものっていないはずだから」
「切なくてはがゆくて…傷つくことすら浪漫」
まばゆい銀河のような
めまいの渦に呑まれて
ふり逢う袖
甘い胸騒ぎ
夢で見た もう出逢ってる
あなたしかいない
つかまえて
天の川よ 運びたまへ
現し世のめくるめく浪漫
燃える想いに身を委ねたい
きららかな 時の河
飛び越えて
降り注ぐ流星よりも
熱く早く戀に落ちて
星月夜 あなたと過ごしたい
さんざめく 夢灯す
明日の涯て
この願い 宵闇に
溶けて