東山奈央「ショート」歌詞

気づいたら　街は午前3時
あれから何十回もスワイプしちゃって
「ひととき」は瞬く間に溶け消えた
イヤホンから何度目かも
分かんないようなコマーシャルなフレーズ
ホント嫌になるよ　毎日

嘘か　本当かも　分からないような
早送りキネマを眺めて
巻き戻せない時間を悔やんで
もう　ショートしそう

僕らはまだ探している
いつまでも彷徨っている
微か指先に残る去りし面影を
僕らはまだ探している
何処かしらに輝いている
悪戯に過ぎた夜に潜む意味を

明日からはちゃんと
サボらずに、心に誓ったけど
飽きもせず繰り返すルーティン

君も　もしかしてそうなの？
暇を持て余すつもりが弄ばれて
残るのは小指の痛みと
冷たい虚無

僕らはまだ探している
いつまでも彷徨っている
画面の向こうあどけなく笑う面影を
僕らはまだ探している
本当はもう分かっている
盗まれた時は二度と戻りはしないと

灰色の空にサヨナラ告げて
もう消灯しよう
僕らはまだ探している
いつまでも彷徨っている
微か指先に残る去りし面影を
僕らはまだ探している
何処かしらに輝いている
悪戯に過ぎた夜に潜む意味を

オソイホドハヤク
アトノコトハ　カンガエマセン