ずっと眺めていた 窓の外の景色
遠く離れた空の下
巡る季節のように 揺れる花のように
瞬く間に色を変えていく
何かを望めば 何か失う
それでも行こう 振り向かずに
旅立つんだ 風に乗って 誰も知らない空の向こう
海を越えて 夜を越えて いつか出会える日まで
変わってく今に 星もない静寂に
鳴り響いた この鼓動が 明日を自分の色で染めていく
ずっと気づいていた 窓に映るドアに
初めから鍵なんてなかったこと
この手を伸ばせば もう戻れない
それでも行こう 振り向かずに
翔び立つんだ 鳥になって 誰も知らない路を辿り
海を越えて 夜を越えて いつかに届く日まで
月の光に 星が溶けてくように
溢れ出した この想いが 目指した空を照らし染めていく
聞こえる? (小さな音は願いに変わり)
届いてるよ (いつかそれは声になる)
もう行かなくちゃ (ひとりの声は誰かを伝い)
未来で会おう (幾つもの夜を越えて響いた)
旅立つんだ 風に乗って 誰も知らない空の向こう
海を越えて 夜を越えて いつか会えると信じて
変わってく今に 星もない静寂に
鳴り響いた この鼓動が 明日を自分の色で染めていく
(小さな音は願いに変わり いつかそれは声になる)
風に乗って 海を越えて 明日を自分の色で
(ひとりの声は誰かを伝い 今ひとつの歌になる)
鳥になって 夜を越えて 空を目指し染めていく
(いつかのキミへ届けに行くよ 小さな音響かせて)