星空よりも星が見える
完璧なプラネタリウム
瞼の裏に映し出される
思い出は8ミリフィルム
光の角度で見え隠れ 体に絡みつく糸
思考回路のスイッチノブも
誰かの気分次第かも?
雨で無くなった靴下の意義
見つからない次のタクシー
退屈しのぎ 自分の足で
歩いてみたくなった
瞳の奥 浮かんだイメージ
見逃さずピント合わせて
点を線で繋ぐ度 僕らは戻れなくなる
フィードバック鳴らして 鼓膜を揺らすよ
巨大なゆりかごの中で
子守唄が聴こえても
耳鳴りを手放さないで
ほつれた糸を 手繰り寄せて
流れ星 君にあげる
見て見ぬふりを繰り返して
僕らはこのままでいいの?
そのドアノブに触れるたびに
立ち昇るヴェイパーウェイヴ
はじめは少しの違和感から
疑惑は確信に変わる
言い切らない余白みたく
優しくなれなくて
アンダーコントロール 空っぽの僕
漂白されてゆく世界で
歪なとこが綺麗だった
メロディーもノイズになる?
それでもいつか 君と見ていた
未来が忘れられないでいて
田園風景のポリゴンに
小さく別れを告げる
かけられていた魔法が解かれ
逃げ場がなくなっていく
辿り着いた解答の裏側に消費期限のラベル
楽園なんてどこにもないこと
知らずにいたかった
瞳の奥 浮かんだイメージ
見逃さずピント合わせて
点を線で繋ぐ度 僕らは戻れなくなる
フィードバック鳴らして 鼓膜を揺らすよ
巨大なゆりかごの中で
子守唄が聴こえても
耳鳴りを手放さないで
ほつれた糸を 手繰り寄せて
流れ星 君にあげる