田中有紀「Familiar」歌詞

信じるだけでは少し足りないかな
君が僕に預けた願いや想い
全て繋いで行けたら

誰もが心に雨を降らせるなら
僕がそれを受け止める
優しい花がいつか咲きますように、と

どうかもう尖った物差しに負けないで

空は晴れたよ

負けないよりも守り抜ける優しさで
それぞれを待つ 大切な人を包んで

ありふれた景色の中に立つ
僕らを包む笑顔

奇跡よりも僕らの絆で創る
物語はずっとずっと続いてく
重なり合う心の形が
どんなに違ってても

描く希望を

滲んでも滲み切れない輪郭を
僕は誇らしく思うよ
君がいつまででも君で在るように

分かり合う事は溶け合える事じゃない
それらしく寄り添う
永遠に似た優しい矛盾に惑わされないで

だってもう君はそう一人きりじゃないんだ

空は晴れたかい？

言葉よりも確かに僕らを繋いだ
目には見えない だけど確かに感じる

ぬくもりが君にとって
いつも帰る場所だったらいいな

答えよりも僕らの絆が選んだ
物語をひとつひとつ織り上げて
いつか出会う新しい未来に
僕らを記せるように

何度だって

試されてはまた間違って
擦り切れては傷ついたって
それでも信じる事を止めない
君がいるなら

負けないよりも守り抜ける気高さで
それぞれを待つ 大切な人を包んで

ありふれた景色の中に立つ
僕らを包む笑顔

奇跡よりも僕らの絆で創る
物語はずっとずっと続いてく
重なり合う心の形が
どんなに違ってても

描く希望を