フランス革命で 父を斬首刑にされた アンペール少年
電流が磁場作る 右ねじの法則で 「電流の父」に
電流は+から−に動く 正電荷(+e)と宣言
100年後トムソンが 電池の+から−に向かう
電流はホントは逆向きで さらに流れてすらいなくて
負電荷な電子(-e)の 押しくら饅頭の連続だと訂正
でも「右ねじ」 「左ねじ」に変えると混乱
ジュール熱も オームの法則の式にも
電流(I)混じり 切り離せなく困り
式の答え同じなら 現状を維持した
逆2乗式がそっくりな 重力とクーロン力
重力場で質量持てば 重力受け 単位キログラム(kg)で
電場で電気量持てば クーロン力受け 単位クーロン(C)で
1キロ(kg)のモノも 細かく分ければ いずれ原子になり
−1クーロン(C)電荷細かくすりゃ いずれ電気素量(e)な
1.6×10-19乗クーロンな電子(-e)
それらを軸に 電流をI=eNvsと定義
電子(-e)も 電流(I)と数式で結ばれ 縁を切れないジレンマ
アンペールの勇み足は 電流な+1クーロン(C)の
電荷刻めば いずれ正電荷(+e)になると 信じたこと
200年後 正電荷のアイデアが 半導体で
電子(-e)抜けた穴が 正電荷(+e)運ぶように見える 正孔(+e)として
電子(-e)と時代を牽引する 今や欠かせない存在になり
電流で足りた時代から 電子なくして語れぬ時代へと
数多の失敗と 発見重ねながら 科学は今日も
物理に挑み 常識疑い 真実書き換える