僕の片手にはビスケット
とりとめのないサンセット
靴紐もつれそうな日々でも君となら
僕の片手にはビスケット
忘れないでよキャスケット
不確かな明日(あす)をあざ笑って歩けそうだ
眠れぬ夜
君が言ってたあの
もしもの話
思い出します
「ねえ、ひとつだけ魔法が
使えるとしたら?」
またその話と
うなだれる僕
支離滅裂でも動じない
天真爛漫ぶったまなざし
意味深でも薄ぺらいセンテンス
夜にむさぼるビスケット
多様性なんて一過性
流され生きる?それも勇気
狭い視野故見えるものもある
一寸先にはビスケット
僕の片手にはビスケット
とりとめのないサンセット
足元しか見えないこの世界も君となら
僕の片手にはビスケット
忘れないでよキャスケット
不透明な未来も睨みつけて進めそうだ
悲喜交交を繰り返すだけ
それはまるで空蝉のごとし
「意味」って言葉の意味なんて知らない
一休みしてビスケット
退屈が手招きしてさ
足りないものだけ数えさせんだ
ごめんねそんなに暇じゃないんだ
欲しいのはただのビスケット
ポケット たたく なにも出てこない
けれど 確かに 鼓動はうごめいた
甘く 苦い 愛という名の
ビスケット そして AH
僕の片手にはビスケット
無くしていくよリグレット
そっぽを向いた世界でも君となら
僕の片手にはビスケット
握り返すよその手
とけない魔法でこの空も飛べそうだ
君となら
僕の片手にはビスケット
とりとめのないサンセット
靴紐もつれそうな日々でも君となら
(ビビビスケット)
僕の片手にはビスケット
(ビビビビスケット)
忘れないでよキャスケット
(ビビビビスケット)
不確かな明日(あす)をあざ笑って歩けそうだ