ホーム > 歌手「ゆ」 > UniChOrd > 孤月 歌詞
月は、夜を溶かすようにひとり寂しく宙を佇んでいる。塞いだ、寄る辺のない願い。ひとつだけでも分かち合えたら……。
どうして? ただ、手を重ねてほしいだけ。「叶うのなら……。」手を合わせて祈った。
焦げ付いた暗闇の奥底を、まばたいて剥がそうとしている。遺された、虚しさの空の向こう。儚い光、消えないでいて。
きらめいた過去の空を、心から愛おしく思う月。
夜空の星よ、聞こえているのなら教えて。「もう叶わないの?」
ばらばらに砕け散る写真は、わたしの帰る場所は、雲に隠れた。
風に吹かれた花びらのように、離ればなれに。幸せな日々。同じ夜空を、同じ傷みを、見つめる瞳を、照らし合わせたら。この歌がいつか、あなたの傷みをやわらげるような日が来ますように。
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