DUSTCELL「過去の蜃気楼」歌詞

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過去の蜃気楼 / DUSTCELL

「過去の蜃気楼」歌詞

歌手:DUSTCELL
作詞:EMA・Misumi
作曲:EMA・Misumi

何かしているようで、何にもしてない
音楽を好きなふりして、本当は嫌い
借り物のフレーズに酔っていた頃は
幸せだったんだろう、責任が無いから

自分の言葉を自分の声で
歌う喜びを知った
次第にそれも怖くなって
下らない欲だけが残った

揺らめいた夏を泳ぐ
空っぽな心臓は風を待っている
蜃気楼 泣きたいくらいに
瞼の裏でぼやけてく
やるせないな本当
最低な空だ

どんな空虚な言葉だって
勝手に価値をつけ、分かったかのように語る奴
ある意味救われた
情けないが
面白いほどにがらんどうで
参っちゃう人生

正直全部僕じゃなくたって替えがきく
寝たいから代わりに
他人を救える歌を
君が聴かせてくれよ

明日とか この先とか
今が納得出来なきゃ足は前に出ない
蜃気楼 涙すらも枯れて
僕らの音はぼやけてく
振り返ってみたって
君はもう居ない

僕らの髪を揺らしているのは
きっと同じ風、同じ匂い
あの日君と見た精霊流し
命にも似てた光

酷く快晴だ 眩しすぎて
目がくらむほどに
本当最低だ もう最低だ
嘘ばかりついた人生
過去の日々にさよならを
強く 強く 強く 強く
明日へ 明日へ
誘って放物線
どうか
どうか


アルバム「ROUND TRIP」収録曲


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