歌詞ナビ > 原由子 > 旅情 歌詞
風立つ野辺に茅(かや)の穂が揺れる川面に映える群れは鰯雲
夢を紡いで歩き続けた頃の行くあてのない旅が心に蘇る
色づいた 紅葉の丘に立ち見下ろせば 遠き故郷
さりげなく 私を誘うように旅の空 気まぐれな秋の風
日暮れを待たず月が顔を出す森の木霊(こだま)か鈴虫(むし)の鳴声(こえ)がする
誰にも告げず人知れず咲く花と女ひとりの旅に彩りをください
あけび生(な)る 木立は山深く薄墨の闇が迫り来る
人恋しい だけども帰れないうさぎ何故 月の中 踊り出す
さりげなく 私を誘うように旅の空 侘しげに 秋は行くお元気で
アルバム「婦人の肖像 (Portrait of a Lady)」収録曲
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