僕らの前に 流れる星の雨
掴みたくて 掴めなくて また手を伸ばし
そこで夢から覚める
忘れたいのに 忘れていいのか分からないのに
輝きだけは覚えている
もしも神様がいるなら どんな顔してんだろう
なんて言ったものの 興味もなくて
ただ続く道路(みち)を走らせる
スピードを上げて 向かい風を受けるたび
こんな季節なのに 少し肌寒く感じてしまうような
別にもう 寂しくないよ全然この通りさ
地図はないけど 身を任せてみようか
いつだって平気だ 平気だ
僕らの前に 流れる星の雨
掴みたくて 掴めなくて また手を伸ばし
そこで夢から覚める
忘れたいのに 忘れていいのか分からないのに
残酷だ 輝きだけは覚えている
枝わかれしてる 場所に何度もさしかかる
通ってきたとこ 通らずきたとこ
今も佇んで一人
時が経って 忘れてしまったようで
ちゃんと覚えている事もあったりして
あの夜も あの朝も
ただもう少し あともう少しだけ
寝転がって 果てしなく続く夜空に
そっと手を伸ばしてみる
星を辿れば 僕だけの形になるかな
朝がくるその前に また走りだす
目覚めよう 押し込もう
今日も美しい一日が僕を待っている
笑っていよう 押し込もう
すぐそこにある 小さな奇跡には
なかなか気付けず過ごしてしまうから
上手くいかないもんだよな
でも確かな温度は
君と僕が感じたはずの僕らだけのこの人生は
信じたい ただそれだけ
僕らの前に 流れる星の雨
掴みたくて 掴めなくて また手を伸ばし
そこで夢から覚める
もう届かなくても もうそこにあるはずもなくても
君と見た 輝きだけを覚えていく