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雲から零れた月明かりが老いた桜木の骨を晒す雪にも雨にもなれぬまま手の甲でみぞれが息絶える
始発列車の先端が街のまぶたをこじ開ける酒の燃えかすを腹に揺らし前歯の隙間から唾を弾く
俺はいつまで繰り返すのか!いつまで俺を繰り返すのか!!
爪を丸めたショベルカーが河川敷の隅で拗ねている矢印に並んだ渡り鳥が矢印の方向に空を割る
あやふやな足取りは それでももうじき橋を渡り切る嫌みなまでに澄んだ風を頬に閉じ込めて弄ぶ
俺はいつまで繰り返すのか!いつまで俺を繰り返すのか!!俺はいつまで繰り返すのか!いつまで俺を繰り返すのか!!
これは“はちまんさん”の口か肛門かねずみ色に褪せた鳥居をくぐるならば俺は“はちまんさん”の餌か糞か柏手が虚空にどん詰まる
アルバム「悄気る街、 打ちのように歌がある。」収録曲
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