歌詞ナビ > yama > 天色
地面ばかり見て歩いていた僕は上の青さに気付かなくて馬鹿みたいに 闇雲に探していた
白線の上に立って流れる文字を追う踏み出しそうになる足は気付けば脆くも崩れて
微かに匂う 君の声が風になびいていた
湿気た顔をして生きている僕は色の多さに気付けなくて明暗さえも分からなくなっていた
膝をつき座り込んで流れた水は灰ピントの合わない視界は焼きついたように熱くて
久しく見上げた 君の瞳は滲んだ青だった
いつからだろう辺りを見回す余裕すら忘れてしまっていた
針のような形をしたまま僕らは何かになろうとした
優しく笑った君が手のひらに雪解けをつつみこんでいた
僕にはそれが唯一の救いだった
アルバム「the meaning of life」収録曲
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