夏は僕らを惑わせるから
熱に浮かされてしまうよ
祭囃子の音に乗って
火薬の匂いがしたんだ
不器用に結ばれた
言葉が口をついてさ
君へ届いたのは
夏がくれた魔法かな
ゆめまぼろし
君はChelsea
甘く苦いキスで惑わせて
ルララルララ
恋のメロディー
花火のように
それは夏の夜に消えてった
遠く微かに響く喧騒
明日には魔法も解けて
きっと二度とは交わらない
君と僕の世界線上
互いに重ね合っていく
肌の匂いや温度を
繋いだ手のひらから
こぼれていった思い出
ゆめまぼろし
君はChelsea
深く爪を立てて傷付けた
ひらりひらり
嘘みたいね
夜明けとともに
何もかも忘れたの
ゆめまぼろし
君はChelsea
甘く苦いキスで惑わせて
ルララルララ
恋のメロディー
花火とともに
遠く星のように消えたのは
夏の魔物だった