あべりょう「キミの一番の成功体験」の歌詞

ぼやけた視界のモヤが晴れ　見える世界を広げたくて
首を振ることで鍛えられ　首が座ってゆくのです

チグハグな手足の動きを無意識に繋げ　はいはい
手を伸ばし掴み口に入れこの世界を確かめてく

キミの自己肯定感が低くなったのはいつから？
成長するだけでみんなに褒められ　肯定されたのに

比べられることを覚えて0だった期待値が上がり
いつか追いつけなくなって簡単に褒めてくれない社会に投げ出され

キミは成功体験が無くて自信が持てないと泣くけど
初めて歩けた日の感動に勝る体験は他にない
あの日の成功体験をもう忘れてしまってるとしても
キミは確かに立ち上がり今日まで　一歩ずつ歩いてきたんだよ

小学校で友達と出会って初恋の苦さを味わい
選ばれるために勝たなきゃと人と比べることに明け暮れ
ほとんどの願いは叶わないのが人生なんだと知っても

歩きたいという願いを叶えた　あの日のキミに
「よくできました」と大人になった　キミが褒めてあげなきゃ

キミが忘れてしまった一番の成功体験を

キミは成功体験が無くて自信が持てないと泣くけど
初めて歩けた日の感動に勝る体験は他にない
あの日の成功体験をもう忘れてしまってるとしても
キミは確かに立ち上がり　今日まで一歩ずつ歩いてきたんだよ