キミが写った古びたアルバムを
ボクは部屋の片隅で見つけた
現実の喧騒に追われて
忘れてた想い出(かこ)がよみがえる
あの頃すべてが輝いていて
コワイモノなどなかったね
誰よりもきれいで大きな花を咲かせたいと願っていた
若き日のボクにはそれが世界の全てだった
キミはどこかで元気にしてるかな?
誰かと幸せにすごしているかな?
口先だけのボクの夢物語を
ずっとやさしく見守ってくれてたね
すこしかなしげなキミの笑顔
ボクはその時気付けなくて
つまずいてばかりのボクに渡してくれたデイジー(白い花)
枯れかけたボクのこころに「希望」を咲かせたよ
ありふれたあの年月(ひび)がかけがえのない時間(とき)だった
大切なコト今ならわかるよ幸せのカタチはひとつじゃないから
そしてボクには新しい愛のつぼみが膨らむ
だからキミとのアルバム(想い出)はまたしまっておくよ
いつの日かキミにもらった小さな希望の花を
今度こそきっと誰かと咲かせてみせるから