君がくれた色に
染まる世界で僕は歌うよ
どこまでゆけばいいのか
分からないまま空を見上げていたんだ
遠い春
それでも違う景色を望む翼が
風を纏って
浮き足立つ季節
あれから一瞬だって忘れはしない
真っ白な想いと真っ青なメロディ
混ぜて作った水色
簡単だって口では言う
君の言葉今なら分かりそうなんだ
降り積もる
心の欠片を組み合わせて今
空より大きな
絵を君に見せたいんだ
僕は歌うよ
静かに頷いてた
足を踏み出せそれが全てだ
いつから君の背中 揺れる光と
同じリズムで
乱反射する未来
それでも 1-2-3や A-B-C じゃない
アンノウンな自分と
アンバランスな時代に咲く花は灰色
散々だって口では言う
それなのにほら心が止まらない
吹き付ける
風の音 待たずに走り出していた
君の気流だ
二度とは見失いたくない
砕け散ったって
拾い集めてきた
何度だって 何度だって
透明の抵抗で 削ぎ落としてゆけ
他にない 僕だけの物語(ストーリー)象(かたど)って
晴天に 晴天に
どこまでもゆけるよ
僕には翼があるから
触れてしまいたい
この手を伸ばしていた
降り積もる
心の欠片を組み合わせて今
空より大きな
絵を君に見せたいんだ
僕は歌うよ