あなたに恋している私にはやく気付いて欲しいから
何を生贄に差し出せば神様は機会(チャンス)くれるかしら
友達のひとりじゃなくて特別な女性(ヒト)になりたいの
おまじない代わり赤のルージュいつもより強く引いてみたの
苦くて不味かったビールの味に慣れたころに知るの
どれだけ酔ってもあなたは夢にすら出てくれないこと
鏡に映る私は今にも泣きだしそうで
どうやって笑えばいいかそれすら思い出せないの
鏡に映る私は今にも泣きだしそうで不安ばかりが吹き響(とよ)み
もう吐きそうなくらいに あなた不足
あなたに恋している私にはやく気付いて欲しいから
なんにも知らないって顔でいくつも恋の罠仕掛けてるの
あざといくらい蕩(とろ)めかしてそれとなく香水(パフューム)を纏い
あたしの中の飢えた獅子が茂みに隠れ牙を研いでいるわ
月夜の晩に浮かれ歩き幻影とワルツを踏めば
煙草の煙の向こうに柳の糸がゆらゆらと
ラッタッタ 誰も彼も
ラッタッタ いつか砂に
ラッタッタ 束の間でも
ラッタッタ 狂い咲くわ
鏡に映る私は今にも泣きだしそうで
どうやって笑えばいいかそれすら思い出せないの
鏡に映る私は今にも泣きだしそうで不安ばかりが吹き響(とよ)み
もう吐きそうなくらいに あなた不足