歌詞ナビ > Maison book girl > 闇色の朝
闇が降る、暖かい雨。遠い砂漠、知らないまま。
足元に咲く世界は歪んでる。優しいままで。
遠く眺めている、あの街の光を。消えてゆく君の手を今も繋いでるの。
青き小さな体。窓の中で嘘は影に焼きついて、誰かを待っていたの。笑う声が砂漠を照らし、虹を作る。線をなぞる指先が雨を降らした。
雨の粒、音を鳴らす。蟲たちの電車が来る。
橋の上見つめた、君の濡れた髪は消えてしまってもいいの。小さな事だから。
冷たい涙が宿る、時は止まり。裂けて漏れてく喜び。光が闇を造る。森と夢も、海から消えて虹になって。誰を許せないまま時間を無くした。
闇色の雨が降る日。鮮やかに晴れた夜。
アルバム「海と宇宙の子供たち」収録曲
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