歌詞ナビ > Maison book girl > 影の電車
1年前に見失った声は、昼も夜もなくなって、かすれた朝を見る。
掻き消されてく、街の雨の音に。周りは影になって、私から逃げてく。
匂いと夢の光。汚れた顔を思い出すの。
笑って笑って、気づかない様に笑って、見透かされてひとりになってゆく。笑って笑って、枯れてく景色に。間違った事も知らず、笑顔は消えてゆくの。
2月の声はいつも叶わないの。殺したはずの声、どこかで響いてる。
流れたページ。変わってく言葉も。破れて消えたように隠していただけで。
迷い込んだ電車で、崩れた顔を笑われてる。
嘘だって嘘だって、気づかれてるのに。嘘だって繰り返して、瞳が増えてゆく。嘘だって嘘だって、わかっているのに。絡まった夢の続き、ひとり知らないままで。
アルバム「yume」収録曲
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