MONO NO AWARE「勇敢なあの子」歌詞

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勇敢なあの子 / MONO NO AWARE
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「勇敢なあの子」歌詞

歌手:MONO NO AWARE
作詞:玉置周啓
作曲:玉置周啓


校長先生に逆らって
逃げ出してしまった日のことも
逃走本能に従って
走り出してしまっただけなのさ

勇敢なあの子は校庭に残って
赤いシャツの裾をつかんでいた
沈んでいく夕日の陰に君は立って
野球ボール

ちょうど一昨年の夏だっけ
舟に乗ってトビウオを見たよね
きっとカナヅチの君だって
身を乗り出して目をきらめかしてたのさ

勇敢なあの子は防波堤に立って
大ウツボの巣食う湾に飛び込んだ
西瓜を食べながら僕は鼻をすすって
テトラポットの上

勇敢なあの子は染めた髪を切って
白いシャツの襟を正していた
本当のところは誰も知らなくって

消えたグラブ

勇敢に見えたあの子だって
怖くなって動けなかっただけなのさ
とうとう我慢できなくなって
飛び込んでおしっこをしただけなのさ


アルバム「AHA」収録曲


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