ホーム > 歌手「い」 > 入日茜 > 仮面男 歌詞
動けなかった明かりも点けず後ろ手にドアの鍵をかけた薄暗い部屋脅えるように 顔に手をあてた
床に滑り落ちる仮面を見つめながら僕はそれを踏み潰した
襲いかかる 見えない渦に何もかもが呑み込まれてく崩れそうな僕の心が叫び続けて息もできない
いつからだろう幼い僕は 服を着るように仮面を付けたクラスの中で 家族の前で素顔を隠した
疑うことを覚えて 大人になるたびに僕の顔は 歪んでゆく
身体中に焼きついている数え切れないほどの言い訳強く強く擦ってみても痣に変わって 消えてくれない
「どうせ夢なんてシャボン玉さ…」僕の中の大切なものがひとつ、またひとつ こぼれ落ちてく
嘘も自由も手にした街で生きるために手に入れたのに僕は今日も仮面の下でひとり涙流すよ
襲いかかる見えない渦に何もかもが呑み込まれてく崩れそうな僕の心が叫び続けて息もできない
アルバム「best scenes」収録曲アルバム「歌は涙でできている」収録曲
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