昔の事だとはまだ片づけられない
いつまでかかるの、とあなたは笑うけど
どれくらい覚ている ひどく泣きながら
どれくらい覚ている "あのこと" と言えば
思い浮かべるのは すぐお互い違う事
逆に責められたら 私も笑うかな
跳ね上がる泥水 裾を汚しても
その調子 そのうちに気にもかけなくなる
久しぶりだと今もまだ
わからなくなる もしかして
変わらないのは私だけかな?
聞きたいことなんてもう一つもないほど
心を閉ざしていた あれからどうしている?
だらしなくつないだ指がほどけて
暗闇 手探り かすかな光まで
いつまでもまだ うつむいて
飛び越えられない 水たまり
わからなくなる もしかすると
変われないのは私だけかな?
受け入れられなくてもう忘れた
分かっている、なんてすぐ言うけど
聞かないふりをする そう変わらず
昔のことだとは
まだかたづけられない