熊木杏里「僕たちのカイト」歌詞

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僕たちのカイト / 熊木杏里

「僕たちのカイト」歌詞

歌手:熊木杏里
作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里


多分 僕たちはお互いの事
本当に知らずに誤解をしてた

自分のためじゃなく 誰かのために
奪い合う気持ちは どんなだろう

上を流れてく空気は
排気ガスさえも届かない世界

買った靴で行ける場所は
履き潰した靴の溶けた世界

カイトはどこからでも
上がってゆけるのにね
その身が何色でも 知ることもないのにね

僕たちの戦いは
同じではないけれど
ビルの間 一筋の風がもう 待っている

叶えてもらえない 夢があって
責めることもできない 優しさがある

胸を汚した子供が
帰らない人を待っている時

運びそびれた幸せの
ためだけにさまよう人がいる

カイトは何を乗せて
上がってゆくのだろう
その身の糸を切って どこへ行きたいのだろう

僕がどこで生まれて
君がどう生きてきたか
全てが見えなくても 僕には君が見える

なぜ春だけが来ない
春夏秋冬があるの
君を乗せて飛んでいけ
明日が見えるように

カイトはどこからでも
上がってゆけるのにね
その身が何色でも 知ることもないのにね

僕たちの戦いは
同じではないけれど
ビルの間 一筋の風がもう 待っている


アルバム「群青の日々」収録曲


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