歌詞ナビ > 叙情四重奏「カノン」 > 上総慕情
昼下がりに発った鈍行を降りる頃にはもう海は夕の凪あなた追って女一人旅剱崎へ落ちる陽は瞼を焼いてわかっています、馬鹿な女だとそれでも慕った人だから...
草臥れた酒場で聞いたのさ上ったきりあなた帰りゃしませんと黒い海の向こうに浮かぶ東京の灯りに戻る場所もなく故郷へ帰らなければと最後に貰った優しさよ
-汐風が濡れた頬撫でて始発の鈍行で去るのでしょう-
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