少年がひとり 感じた歪み
この世の素顔を知る
「みんな死に始めた…」
高鳴りの鼓動 それなりの行動
曇りない明日のために
握りしめたナイフ
それが合図(シグナル)
「僕はそう、無様な独り歩きのカメレオン。
周りのカラーに染まる虚しさを知った」
現代の表情=模倣の現状
↓
暗黙→デフォルト乱用スタンダード
↓
大量発生エピゴーネン
そんな機構(システム)
「僕にだって何か出来ることがあるはずだ。
トリカゴの中で死ぬのだけは嫌だから」
この世に生まれ堕ちたそのときから全てに疑心を抱き続けたが、
何が正しいものかよく解らず、見えぬフリをし歩いて来た。
しかし何が正しいかというのは所詮人間が決めた価値基準。
己の心に素直になること。それが正しさとなるのだろう。
コノ世ニ生マレ堕チタソノトキカラ全テニ疑心ヲ抱キ続ケタガ、
何ガ正シイモノカヨク解ラズ、見エヌフリヲシ歩イテ来タ。
シカシ何ガ正シイカトイウノハ所詮人間ガ決メタ価値基準。
己ノ心ニ素直ニナルコト。ソレガ正シサトナルノダロウ。
コノヨニウマレオチタソノトキカラスベテニギシンヲイダキツ
ヅケタガナニガタダシイモノカヨクワカラズミエヌフリヲシアル
イテキタシカシナニガタダシイカトイウノハショセンニンゲン
ガキメタカチキジュンオノレノココロニスナオニナルコトソレ
ガタダシサトナルノダロウ
「何かひとつだけ望めるものがあるなら、
僕が誰なのかその答えを知りたいよ」
少年はずっと 震える手を握りしめ
まだ見ぬ何かを 掴もうともがいている
ここから始まるジュブナイル
I'm broken if I don't escape from here.
To rise…