あべりょう「ホントの「アリとキリギリス」」歌詞

勤勉なアリと　怠惰なキリギリスの話　信じ
キミは必死で勉強し　会社に通勤するけど
ヒトの脳細胞の　100万分の1な　昆虫の脳で
未来のために　努力をする気持ちなんてないでしょ

動物は　痛覚で　痛みを感じ　それが感情の出発点
昆虫たちは　痛点無いから　痛み感じず　当然に　感情は一切ない

ボクが　キミを　今　殴るね　「痛い」と思うでしょ
キミは　殴るボクに対し　「怒り」が湧くでしょ
「怒り」の感情　教えるために　キミを殴ってる
「痛み」わからないアリには　「怒り」もないから

キミは　キリギリスにならぬよう　「嫌」でも働く
カレが　ヴァイオリン奏でる　意味も知らないで
夏に餌食べ　秋はメス呼ぶため鳴いていた
卵残して　冬に死ぬ　だから　蓄える意味ない

虫に感情は無いのに　擬人化しちゃうと
虫と人間の目的　取り違えてしまう
さらに　絵本とかにすると　時代に都合よく
捻じ曲げられた解釈が　独り歩きしちゃう

キミは　アリのように働くけど　何のため生きる
キミが　ホントになりたいのは　アリかキリギリスか