やなぎなぎ「Surrealisme」歌詞

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Surrealisme / やなぎなぎ

「Surrealisme」歌詞

歌手:やなぎなぎ
作詞:yanaginagi
作曲:KIKUO


目覚めればいつも切ない
このまま毛布にからだを埋めていられたらいいのに
不条理の支配下

何度繰り返したのならば 完璧な絵を描き出せる
ずっと追われ続けている
無意識の視覚化

転がる筆先 夢中で色を重ねてみても
記憶に程遠い
自分自身のフロッタージュ

いつになれば気づくのだろう

柔らかい時計の針
歪んで溶けだしてる
誰にも見えない時間の狭間

窮屈な枠の中で手足をばたつかせる
自ら望んだ鏡の向こう
もう帰らないよ

手探りの廊下
奥行きなど無いそれはまるで
ああ 例えるならトロンプ・ルイユ

目に見える思考
原風景の果て
全てはそこからはじまり終わりへと行く

壊れた筆先 替えもなくなりあとは指だけ
どんな角度でも
自分以外の全てコラージュ

いつになれば終わるのだろう

切り取る空は 鳥に
静かに飛び立ってく
どこにも在り得ない架空の故郷

窮屈な枠の中で手足をばたつかせる
自ら望んだ鏡の向こう
もう帰らないよ


アルバム「memorandum」収録曲


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