多岐川舞子「雨のたずね人」歌詞

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雨のたずね人 / 多岐川舞子

「雨のたずね人」歌詞

歌手:多岐川舞子
作詞:石原信一
作曲:徳久広司


雨の向こうに 灯りがともる
あなたと初めて 逢った街
濡れた体を お酒で温(ぬく)め
交わす目と目の 紅い糸
想い出しずくが そぼ降る夜は
あなた恋しい あなた恋しい 雨のたずね人

雨もいつしか 止んでるように
あなたもどこかへ 消えていた
夢のかけらか ひとりの部屋に
ぽつり残った 男傘
想い出しずくが そぼ降る夜は
あなた逢いたい あなた逢いたい 雨のたずね人

雨に打たれて 行くあてなしに
あなたがいまでも 待つような
そんな気がして 駅裏あたり
誰か呼んでる 声がする
想い出しずくが そぼ降る夜は
あなた恋しい あなた恋しい 雨のたずね人


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1 雪に咲く花命ひとつを 夜汽車に乗せて 帰る故郷(ふるさと)
2 越後平野枯れ葉散らして 吹く木枯しが 夢も連れてく 晩秋の町
3 晩夏の岬この先は恋の 行き止まり 戻れはしない くずれて白い
4 柳川しぐれ色も寂しい 花菖蒲(はなしょうぶ) 女の涙を また誘う
5 ひとりぼっちの海峡ひとりぼっちの 海峡に 赤い涙の 雪が降る
6 東京雨あがり明日(あした)を生きる みちづれに わたしがほしいと
7 雨のたずね人雨の向こうに 灯りがともる あなたと初めて 逢った街
8 新宿たずね人涙こぼした グラスの酒を あなた取り上げ 飲み干した
9 夜汽車の女逢えば心が 迷うだけ 別れは手紙で つたえます
10 石北本線未練という名の 傷あとを 連れて女の ひとり旅
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