ボタンの掛け違いから歪んだ日常
僕が見失ったモノ その代償で手に入れた非日常
今も色褪せないまま
壁中何処を眺めていても息が詰まる
湿気た置き去りのタバコ吸ってみても
煙が浮かぶ様な ボヤけた二人の時間
行き場を見失い 唯、抱きあってた日々
「曖昧の中にも真実はあったよ」と
君の最後の言葉は 優しく胸の左奥に刺さって
今も閉じない傷口
残酷なまで終わりのこない砂時計
底なしに落ちて行くのが耐えきれなくて
季節の変わり目に 追いつけなくて憂鬱
本音は隠そうと 誓ってはみたけれど
面倒臭い我儘も今じゃ愛おしくて
下手な嘘をつく時の顔も忘れられない
強がる夜を振り払って流れのまま
もう一度この部屋に君が来る様な気がして
ドアの鍵開けたまま 足音に期待寄せ
眠りに着く僕に 未来は必要でしょうか?