歌詞ナビ > ドレスコーズ > わらの犬
ぼくの街では 朝になるといやにすました海風が 路地裏を吹いてきみはお化粧 うれしそうにとっても綺麗だと思うつい 目をそらします
ぼくらは わらの犬去りゆく景色を 見とどけもせずにただ ただ 語り合うたがいのしるしを 遺すように
遠くの丘では 子供たちが覚えたばかりのくちづけ 戯れて歌うようにぼくは だれかが 子供たちのそれを咎めはしないかと 気が気じゃないんです
ぼくらは わらの犬ありもせぬものを 信じぬくためにただ ただ 生きてゆくだれかのしるしを 辿るように
いつか そのしるしを見つけた学者が首をかしげるだろうまるで なんの価値もないものをなによりも大切にした ぼくらさ
アルバム「ジャズ」収録曲
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