amazarashi「水槽」歌詞

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水槽 / amazarashi

「水槽」歌詞

歌手:amazarashi
作詞:秋田ひろむ
作曲:秋田ひろむ


車両基地のレールが 喘息みたいに軋む音がして 雨が近いことをさとる
ショッピングモールの駐車場では ベンチに腰掛けた春が ATMが開くのを待っていた
陽射しは依然、退屈な音量で オルゴールみたいなジャズは
この町に似合うことを自覚してるから 鳴るべくして鳴っているのだ

僕らは焦りで満たされた 水槽で生きてるから
僕らは恐れが充満した 喫煙室で暮らしてるから
今日が終わることに焦りも恐れもなく
清書された一日を 目でなぞる様に そして、あくびを噛み殺しもしない

誰かそのエアーポンプの電源を切ってくれないか
さもなくば僕がそうする

見てみろよ これが世界の全てだ
シャッター商店街 環状道路7号線 地元のラジオから流れるスタジアムロックが
大仰なエンジン音で ネズミ捕りに捕まった
退屈も悪くないって言葉は 退屈以外を知ってはじめて言えるんだ
そして、あのパチンコ店の看板
あれが世界の果てだ


アルバム「地方都市のメメント・モリ」収録曲


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1 鴉と白鳥際立って透明な 霜が降りる頃 鴉の目玉は瑠璃色
2 命にふさわしい好きな人ができた 確かに触れ合った
3 インヒューマンエンパシー自分欺き嘘つくのはどんな気分だい
4 君はまだ夏を知らない七月の風は人見知りしない
5 クレプトマニア振り向いたって何もない テザードみたいな出来損ない
6 下を向いて歩こう深呼吸したら動悸がなった
7 マスクチルドレンこの世界は少し煩すぎるから
8 冷凍睡眠冷えたコンクリート もたれて頬を付ける 目線の先
9 ドブネズミTVを付けたまま眠っていたみたいで 砂嵐に耳鳴り
10 終わりで始まりいつもの帰り道ふと 見上げたいつもの夜空 なぜだか
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