「100年経っても好きでいてね」
みんなの前で困らせたり
それでも隣で笑ってくれて
選んでくれてありがとう
どれほど深く信じ合っても
わからないこともあるでしょう
その孤独と寄り添い生きることが
「愛する」ということかもしれないから
いつかお父さんみたいに大きな背中で
いつかお母さんみたいに静かな優しさで
どんなことも越えてゆける
家族になろうよ
小さな頃は身体が弱くて
すぐに泣いて甘えてたの
いつも自分のことばかり精一杯で
親孝行なんて出来てないけど
明日のわたしは
それほど変われないとしても
一歩ずつ 与えられる人から
与える人へかわってゆけたなら
いつかおじいちゃんみたいに無口な強さで
いつかおばあちゃんみたいに可愛い笑顔で
あなたとなら生きてゆける そんなふたりになろうよ
いつかあなたの笑顔によく似た男の子と
いつかわたしとおなじ泣き虫な女の子と
どんなことも越えてゆける
家族になろうよ
あなたとなら生きてゆける
しあわせになろうよ
[ Romaji ]
温かな情景がゆっくりと広がり、未来へ向けた静かな決意がそっと胸に触れるようでした。過去には、大切な人との関係の中で自分の未熟さに気づかされる瞬間があり、その記憶がふと重なったものの、今はその経験が優しさへと変わっていく過程を穏やかに受け止められる気がします。寄り添いながら歩む姿が丁寧に描かれ、互いの弱さを抱えたままでも前へ進もうとする姿勢がとても印象的でした。家族という形に向かう道のりが、決して特別な出来事だけでなく、日々の小さな積み重ねによって育まれていくものだと感じられます。未来の姿を想像する場面には柔らかな光が差し込み、共に生きることの心強さが静かに伝わってきました。どんな困難があっても支え合える関係を築きたいという願いがまっすぐに流れ、読み終えた瞬間に穏やかな温度が胸に広がる作品でした。