けむり けむり 燃えて広がる
命の影を今焼き付けて
出逢えた喜びさえ伝えられない
あなたのいないこの世界を愛そう
サヨナラの代わりに涙の代わりに
火葬場の空は青く遠くまで飛んで行く
けむり けむり この歓びを
吸い込んで今閉じ込めよう
けむり けむり 肺を焦がして
痛みを残し息を止める
名前の無い景色を忘れられない
誰かと生きるこの世界の愛憎
巡り 巡り 日めくりめくる
風が吹く
けむり けむり この歓びを
吸い込んで今閉じ込めよう
けむり けむり 肺を焦がして
痛みを残し息を止める
けむり けむり 見上げた空に
手を振ってまだここにいよう
けむり けむり 燃えて広がる
命の影を今焼き付けて
[ Romaji ]
空へ昇る煙を命の最後の足跡として見送る、切なくも美しい別れの儀式が心に刻まれました。涙を堪え、愛する人がいない世界を肯定しようとする決意には深い慈愛が満ちています。肺を焦がす痛みを感じながら喜びを心に閉じ込める姿が、青い空へと溶ける情景と重なりました。手を振る強さを持つことで、再び歩き出すための勇気が静かな風とともに届けられたのです。