未明 / vistlip 歌詞

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未明 / vistlip
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未明 歌詞


[よみ:みめい]
歌手:vistlip
作詞:智
作曲:Tohya

手と手合わせた時計。
信号は赤く灯火。
死にかけている街で律儀に立ち止まる。

空が白んで、何もかも喰われてしまう前に。

今日がまだ“今日で居てもいい”未明に、「最後だ」って嘘を吐いた。
泣かないと決めても止められない涙は鮮やかなライトを映した。

引き裂かれてしまった時計。
信号は意味を成さない。
取り残された夜に君の言葉を想う。

「傷つける手段を会得するだけで、壊そうと思えばいくらでも出来る。
そんな爪を引っ込めて生きているあなたは、優しいヒトなんだ」と。

「咲きそうで咲かない花は臆病だ」と笑っていた僕らは、
踏み出せない理由を誰よりも詳しく知っていたのに。

今日がまだ“今日で居てもいい”未明に、「最後だ」って嘘を吐いた。
瞬きをする度崩れ去る世界を何故か恋しく思う。

居たくて、痛くて、会いたくて。

捨て切れない弱さと、抱き締めたい未来への継ぎ目を歩く午前三時。

手と手伸ばした時計。
信号は青く、「行けよ」
何者でもない僕を生贄として捧ぐ。

アルバム「DAWN」収録曲


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未明の一言メモ

夜が明けて今日という時間が消えてしまう直前、嘘をついてまで自分を守ろうとする臆病な優しさに涙がこぼれました。傷つける爪を隠して律儀に立ち止まる姿は、優しすぎて壊れそうな世界の境界線を歩いているようです。午前三時の静寂の中で、捨てきれない弱さを抱えたまま「行け」という信号に従い、未来へ自分を捧げる決意は、あまりにも潔く、尊いものでした。
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