夜明け前 / 蔦屋重三郎・喜多川歌麿・瑣吉・庶民たち 歌詞

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夜明け前 / 蔦屋重三郎・喜多川歌麿・瑣吉・庶民たち
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夜明け前 歌詞


[よみ:よあけまえ]
歌手:蔦屋重三郎・喜多川歌麿・瑣吉・庶民たち
作詞:浅井さやか
作曲:和田俊輔

「こんなところで油売ってちゃ時代に置いてかれちまうぜ」

あっしの名は 蔦屋重三郎
お見知りおきを

生まれは吉原
欲と芸が渦巻く町
育ちも吉原
絢爛(けんらん) 放蕩(ほうとう)
粋(いき) 通(つう) 江戸の張り
穿(うが)って 傾(かぶ)いて 遊ぶ町
江戸のその先を見極める
あっしこそが 蔦屋重三郎

先見の明 見抜く力
見初めた戯作者と絵描きで
切り拓く 最先端
並々ならぬ 執着心
見つけた才能はたちまち
大輪の 花咲かす
江戸文化の仕掛け人
夜明けはもうすぐそこ

「洒落本ならやはり山東京伝か」
「朋誠堂喜三二もいるぞ」
「太田南畝先生は別格だ」
「俺は恋川春町センセが好きだねえ」
「みーんな旦那の息がかかってやがる」
「おいおい、絵のことも忘れてくれなさんな」
「絵ならそりゃあ…!」
「絵ならそりゃあ…誰だい?」

稀代の天才絵師 喜多川歌麿
知らぬ者はなし

旦那と二人で
人間(ひと)の欲を描(えが)き尽くす
旦那と二人で
絢爛(けんらん) 放蕩(ほうとう)
粋(いき) 通(つう) 江戸の張り
穿(うが)って 傾(かぶ)いて 描(か)き写す
江戸の内面を抉り出す
アタシこそが 喜多川歌麿

この世は誰の掌(てのひら)の上?
浮世は誰の掌(たなごころ)?
暗くて見えぬ まだ見えぬ
日が昇らにゃまだ 朝は来ぬ
転んで 転がし 転がされて
てん てん てん と 世は明ける

「さあてお待ちかね。
稀代の天才絵師喜多川歌麿の新作だ! とくとご覧あれ!」

「これは高島屋のおひさかい」
「難波屋のおきたもいるな」
「上のは富本豊雛だぞ」
「そうさ。 江戸の三大美女が揃いも揃って歌麿に首ったけよ」
「大首絵だけにってか。 うまいね」
「よおッ! 蔦重!」

「あっしを讃えたってしょうがねえや。
讃えるなら、この絵、そして天才歌麿さ!」
「よおッ! 歌麿!」

「これぞ、美人画歌麿の真骨頂『寛政三美人』だ!
さあ、お手に取って見てってくれ」

見抜く者も
見初められる者も
天に愛され
天に微笑まれた
何より
時代に求められた

「……」

流行(はやり)はあっしの掌(てのひら)の上
アタシは誰の掌(たなごころ)?
てん てん てん…
文化の夜明けは近い
てん てん てん…
あっしが連れてこよう
昇る日輪を

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1夜明け前

夜明け前の一言メモ

江戸の街を華やかに彩り、新しい文化を次々と仕掛けていくプロデューサーたちの先見の明と、絶対的な自信に圧倒されました。才能を見出し、大輪の花を咲かせることで時代の夜明けを連れてこようとするエネルギーが、非常に眩しくて格好いいです。天才絵師と共に人間の欲や美しさを抉り出し、流行を手のひらの上で転がす様子には、底知れない知略と情熱を感じました。日が昇る直前の期待感に満ちた空気の中で、自分たちが次の時代を創るのだという誇り高い宣言が、粋なリズムに乗って心地よく響き渡っていました。
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