窓を開けたら 季節はとうに過ぎて
懐かしいこと 少し思い出すような
風が吹いたら また毛布にくるまって
戻れないよな なんて考えてる
この寂しさの正体を知れるような
膨大な知識が欲しい 誰にも奪われない
寂しさの隙間を埋めるような
大きな愛が欲しい 僕だけのモノが欲しい
変わらないまま 季節は通り過ぎて
分かったような 顔だけしている
春が過ぎたら また海へ出かけようか
裸足のまま あの頃のように
夕焼けが教室を染めるような
初恋の気持ちのような 優しさが欲しい
失くしたものや 見えてたはずのことをまだ
忘れないでいたいから 素直な気持ちでいたい
今はどうだろう?
もう、隠した傷跡 消えたりはしないから
また一つ一つ数えて進んでく
寂しさの正体を知れるような
膨大な知識が欲しい 誰にも奪われない
寂しさの隙間を埋めるような
大きな愛が欲しい 僕だけのモノが欲しい
それだけだった
散々、直線で迷って
段々恥ずかしくなって
懐かしいこと 少し思い出すよな
爛漫、桜の花散って
段々思い出に変わって
戻れないよな 生活は続いていく
[ Romaji ]
季節の移ろいに取り残されたような所在なさと、心の空洞を埋めるための確かな拠り所を求める切実な願いが胸に響きました。過去の情景を愛おしみながらも、消えない傷跡を抱えて一歩ずつ進もうとする誠実な歩みに勇気をもらいました。かつての輝きが思い出に変わっていく寂しさを、膨大な知識や大きな愛への憧れで補おうとする若々しい葛藤が、非常に繊細な筆致で描かれています。戻れない日々に区切りを付け、裸足で海へ向かうような開放感を探す姿が印象的でした。