なんもない
ドアの隙間に
理由もなんもない
誰かが
開けたままにしただけ
僕が
閉め忘れただけ
なんもない
顔を洗っても
オチも意味もなんもない
それでも心臓はサボらない
なんでか知らんけど
僕より働き者
未来もないっていうほど
まだまだ終わってない
空っぽか
余白なのか
どちらでもないみたい
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
深夜のコンビニに
理由もなんもない
誰かが
棚に戻しただけ
僕が
カゴに入れただけ
なんもない
レジで立っても
欲も意味もなんもない
それでも信号は変わって
なんでか知らんけど
僕より働き者
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
なんもない
…
[ Romaji ]
理由のない出来事が淡々と繰り返される日常の風景が、飾らない言葉でユーモラスに、かつ哲学的に描かれています。扉の隙間やコンビニの棚といった何気ない場面に、意味を求めずただ存在することの心地よさを感じました。空っぽなようでいて余白でもあるという捉え方は、忙しい現代人の心にふっと余裕を与えてくれます。自分より働き者の心臓や信号機に驚きつつ、なんもない時間をそのまま受け入れる姿に、究極の肯定感が漂っていました。