雲を見ていた
昼の入道雲
私とあなた
畦の夏道
雨を降らせて
汗を拭う手
風を待つあの
雲になれたらいいのに
雲になれたらいいのに
風上の花
雨の夕焼け
私は海月
傘を濡らして
土を濡らして
海を降らせた雲になれたらいいのに
雲になれたらいいのに
雲になれたらいいのに
雲になれたらいいのに
[ Romaji ]
穏やかな夏の風景の中で、形を自由に変えて漂う存在に憧れる気持ちが優しく綴られていました。雨を降らせて大地を潤し、風に身を任せて空を泳ぐ姿を想像すると、日常の疲れがスッと消えていくようです。暑い畦道で入道雲を仰ぎ見たあの日の感覚が蘇り、涼やかな余韻に浸りました。