小さじ2杯の罪と
毒を混ぜて飲めたなら
愛をくれた君の下(もと)で
今も笑えたのかな
真っすぐな「大好き」も
背伸びした「愛してる」も
全て君に、君のために
生まれた心模様
小指の先の糸
黒ずんであの空へ伸びる
片方の翼じゃ弱い私は
飛んでいけないから
どうして ねえどうして
不揃いな心は 思い出の中で
今でも そう今でも
大好きな君の手 繋げずに泣いて
ああ 「またいつか」なんて
「永遠」と同じでしょう?
「ごめんね」と抱いた日も
「ありがとう」のキスさえも
かさぶたみたく今もまだ
疼いて痛いのにな
おとぎ話のような 語り継がれる恋なら
こんな寂しいままで 眠らせないで
確かめた言葉は
それ以上意味なんてないの
悲劇のつもりならもう触れないで
君だけのこの身体(からだ)
どうして ねえどうして
吐いた息ひとつさえ 色づきもせずに
今でも そう今でも
散らかった部屋の中
くしゃくしゃの 未来
行かなきゃ 追いかけなきゃ
だけど追いつけないの
臆病なんだ いつも
そう何度も 何度だってさ
この手は空(くう)を切るの 叶わないとしても
ああ わがままでいいから
ずっと愛してたかった
なんにもなれなかった
[ Romaji ]
物語のような幸せな結末を迎えられなかった、切ない恋の終わりが心に深く染み渡りました。伝えられなかった言葉や、届かなかった手のひらの感触が、今も消えない痛みとなって残っている様子が悲しいです。不揃いな心のまま、思い出の中をさまよう姿には、共感せずにはいられません。完璧になれなかったからこそ、その愛しさはより一層、強く胸に刻まれるのだと感じました。