ねえ 今日は どこへいこう
いつかのきみに会いにいこう
列車は揺れ 想いをのせ
忘れ行く日々の中で
ああ 多摩川 琥珀色
藍染の街 歩いていこう
行き交う人 想いを馳せ
すれ違うぼくらの毎日を
かき消された 路上の唄
ほら 雑踏に鳴り響け
東京 きみをみつけた
この街 片隅で ぼくらキスをしよう
東京 きみが好きだよ
なんども 出逢い別れ
この唄にのせて 東京
ねえ どんな夢をみたの
だれも知らないこんな夜に
六畳一間 想いの丈
掴めない月の光と影
この部屋から みつめるだけ
もう 見果てぬふたりの空
東京 きみと出逢えた
よろこび かなしみも
ぎゅっと抱きしめるよ
東京 ぼくは唄うよ
名もなき夢もすべて
この声にのせて
東京 うまくいえずに想いはただ
渇いた頬に 流れていく
街の風景 きみの香りが
心を掠めて 今年もまた
花が咲いた
東京 きみをみつけた このまち
片隅で ぼくらキスをしよう
東京 きみが好きだよ
なんども 出逢い別れ
唄にのせて
東京 きみと出逢えた
よろこび かなしみも
ぎゅっと抱きしめるよ
東京 ぼくは唄うよ
名もなき夢もすべて
この声にのせて
東京
[ Romaji ]
大都会の雑踏の中で、愛する人を見つけた喜びと、そこで交錯する出会いと別れを情緒豊かに描き出していました。多摩川の琥珀色の景色や六畳一間の静寂など、日常の風景が「きみ」の存在によって特別な意味を持ち始める瞬間がとても愛おしいです。うまくいかない日々の葛藤も、この街の片隅で生きた確かな証として大切に抱きしめているようでした。かつて抱いた名もなき夢もすべて歌に乗せて、この場所で生きていくという強い愛着を感じます。渇いた頬を伝う涙さえも、巡り来る季節の中でいつか美しい花を咲かせる希望へと繋がっていました。