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「春になれば」歌詞


[よみ:はるになれば]
歌手:

wapiti

作詞:織田龍紀
作曲:織田龍紀
部屋干しで湿った あなたがいなくなった部屋
きっとこれでよかったんだという
生乾きの想い
夢の途中

今頃どこで誰といるんだろう
急に連絡してまた私を困らせてほしい
嫌になったけど 嫌いになったわけじゃなくて

あどけない寝顔はもう忘れたはずなのに
すれ違う香りにあなたの影を探してる
春になればもうきっと
この想い カラカラになる

棚の奥で眠っていた
君の歯ブラシやっと捨てた
片方だけの靴下 濡れたまま落ちた
私みたいで見てられない

どれだけ苦しくてもなかったことにはできない
私、幸せだったから

新しい恋に落ちてもきっとまた
思い出すんだろう
私まだ弱いままだから
今はただもう一度だけ
あなたに会いたい

あどけない寝顔はもう忘れたはずなのに
優しい手もキスも 今でもずっと覚えてるの
春になればきっとまた

あなたにはちゃんと伝えられてなかった
凍えた心を愛で溶かしてくれた
どうか幸せでいてほしいんだ



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春になればの一言メモ

失った存在の大きさに戸惑いながらも、季節の移ろいと共に立ち直ろうとする繊細な心の揺れに寄り添いました。部屋に残る些細な遺品を整理していく過程が、未練を少しずつ断ち切ろうとする葛藤をリアルに物語っています。苦しさの中にあった確かな幸せを認め、相手の未来を祝福しようとする強さに、深い慈愛を感じました。今はまだ弱く、会いたいと願う夜があっても、やがて心が乾いて新しい一歩を踏み出せる日が来ることを予感させてくれます。冬のような冷たさを抱えた心が、春の訪れによって優しく溶かされていくような、希望の物語でした。
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