微睡む夕日の向こう側の
今眠る雲の揺らめきを
一房束ねた黒髪の
鼻先掠めるくるしさを
知るや君
貴方の喜びを聞かせて
まぶたを震わせて
茜よその声を聞かせて
からだを弛ませて
微睡む朝日の向こう側の
まだ眠る雲のやさしさを
あやめもしらぬやみの夜に
静かにうごく星くづを
知るや君
貴方の悲しみを聞かせて
こころを震わせて
茜よその声を聞かせて
からだを弾ませて
貴方の魂を聞かせて
こころに触れさせて
涙も喜びも流して
まぶたを弾ませて
貴方の喜びを聞かせて
こころを弾かせて
茜よまだ声を聞かせて
からだを弛ませて
[ Romaji ]
刻一刻と移ろう空の色や静かな夜の気配の中に、愛する人の魂を感じようとする繊細な情趣に魅了されました。かつては孤独な静寂に寂しさを募らせましたが、現在は自然の囁きに耳を澄ませ、心の震えを分かち合いたいと願っています。言葉を超えた深い繋がりを求め、五感で相手を感じようとする純粋な想いが、誠に幻想的でした。