夕暮れ間近の 小さな駅で
二人出逢った あの日あのとき
あんなに誰かを 好きになれたのは
僕の心は はじめてだった
なにも言えずに 君を抱きしめた
恋の行く先 どこかもわからずに
駅前通りの 部屋を探して
二人暮らした 懐かしい日々
中古の家具屋で 選んだテーブル
夢の続きに 書いたイニシャル
時が流れる ことなど忘れて
君の幸せ それだけ信じてた
季節を運んで くれた花屋も
二人通った カフェももうない
別れた理由も 消してく北風
思い出だけを 置き去りにして
涙ふいたら 君が見えてくる
君の横顔 いまでも忘れない
[ Romaji ]
夕闇が迫る駅のホームで始まった無垢な情事と、移ろいゆく街並みの中で風化した恋の残り香が、切なく心に響きました。以前は永遠の幸せを疑わずに肩を並べて歩きましたが、現在は面影を辿りながら独り、消えない郷愁に浸っています。歳月の無情さと、美しく刻まれた追憶の輝きが、誠に叙情的で感動いたしました。