羽のない この私が 憧れてた あの空
背伸びして 星を掴む 真似をしてみた
負けないで 願いさえも 呑み込む闇 それでも
手探りで 夢の欠片 集めに行こうよ
ただグルグル回る 車輪の中で
走っても走っても 辿り着けなくて
先を行く君の 背中ばかりを見ていた
いつか 越えられる
もっと 強くなりたい
たったひとり 生まれてきた その記憶も なくして
泣き声も 届かないと 嘆いてみても
信じていい 大きな木に しがみついた 爪痕
あの空へ 近づこうとしている 証し
風が雲を流して
星が降る
羽のない この私が 憧れてた あの空 (心には羽が あるから)
背伸びして 星を掴む 真似をしてみた (確かめたい Ah 夢を)
負けないで 願いさえも 呑み込む闇 それでも (だから 負けないで)
手探りで 夢の欠片 集めに行こうよ (私に今 星が降るよ)
[ Romaji ]
翼を持たない自身の非力さを嘆きつつも、憧れの頂を目指して懸命に爪を立てる健気な生命力に胸が熱くなりました。かつては孤独な闇に飲み込まれ、先を走る背中を追いかけるだけの毎日に涙を零していましたが、現在は心に宿る目に見えない羽を信じ、光り輝く場所へ手を伸ばそうと奮闘しています。ただ空回りするような絶望の中でも、夢の断片を拾い集めるひたむきな眼差しが非常に清々しいです。木にしがみついて残した必死の痕跡こそが、前進し続けている揺るぎない証拠として読む者の勇気を呼び起こしました。自分を信じ抜くことで、ようやく頭上に降り注いできた輝きは、長く険しい道のりを経たからこそ得られる最高のご褒美なのでしょう。静かな祈りが、冷たい風を希望へと塗り替えました。一途な努力が、暗い夜空に奇跡を呼び込みました。